こんにちは、かてきん蜜です。
10月も半分が過ぎて気温も落ち着き、秋から冬に向かいつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?先週両親と一緒に千葉県の神崎町に行ってきましたが、今回はその中で寺田本家という酒蔵で「うふふのもと」という一風変わった甘酒について飲んだ感想を書いていきたいと思います。(ちなみに「うふふのもと」は以前は別の名前の商品でしたが、私自身その時から飲んでおり、神崎町に行くたびに寺田本家に寄って買って飲んでおりますが、今回は久々に飲むのでまた1からという視点で感想を書いてみました)
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昔ながらの酒蔵が醸した甘酒
寺田本家は(知っている人はご存じかもしれませんが)添加物を一切使用せず、酒造りに使うお米も全部無農薬というこだわりがあり、また酒造りなどの際の発酵も蔵にいる蔵付きの微生物で発酵させながら醸しているというまさに昔ながらの酒蔵です。
では昔ながらの酒蔵が醸した甘酒はどんな味がするのか?というわけで飲んでみました。
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酸味のあるお米のヨーグルト
「うふふのもと」は無農薬のお米と米麴、水のシンプルな材料を発酵させた甘酒で発芽玄米と白米の2種類がございますが、乳酸発酵させた甘酒なだけに2種類とも酸味がありますが、その酸味もさわやかな優しい感じで口当たりもなめらかで甘さもしつこくなくむしろさっぱりした感じでとても美味しく飲みやすかったです。個人的にはまさにお米のヨーグルトだと思ってしまいました^^
飲み比べてみると発芽玄米の方が白米に比べて酸味が微妙に控えめな感じで、玄米の粒っぽさがあり、玄米のかすかな香りを感じましたが、2種類とも個性があってとても美味しかったと思っております。
また仕込みによって味が違うのですが、そういった所も蔵に住み着いた乳酸菌などの微生物が醸し出したこの甘酒の魅力かなと思うと同時に、その時々で味に違いが出る事に対して改めて「発酵って奥深いなあ~」と思ったりしております。
ちなみにノンアルコールなのでお酒がダメな人や未成年の人や子供でも安心して飲めるのも良いなと思います^^
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(おまけ)白米麹の甘酒も作ってみた
私は「うふふのもと」を買いましたが、母は白米麹を買っていたので半分分けてもらい、おまけになりますが(こちらもノンアルコールの)甘酒も作ってみました。
材料は
白米麹・・・250g
水(日田天領水)・・・390g
というシンプルに2つだけで作ってみました。まずは材料をヨーグルトメーカーに入れて温度を58℃に設定し、1時間に1回の割合でかき混ぜながら待つこと9時間、無事に出来上がりました。
味の方は「うふふのもと」と比べれば乳酸発酵させていない普通の甘酒なので酸味はありませんが、麹の良い香りがとても濃く、また甘酒の甘さがしっかりしていてとても美味しかったです^^
麹の良い香りがとても濃いのは蔵付きの麹菌の生命力が強いから濃いのかもと感じております^^
以上、寺田本家の「うふふのもと」と(おまけで)白米麹で作った甘酒の感想でしたが、久々に神崎町へ行って寺田本家の発酵食に触れることが出来たので良かったと思っております^^
寺田本家ホームページ
https://www.teradahonke.co.jp/
ちなみに今回は寺田本家さん以外に神崎町の道の駅「発酵の里こうざき」にも寄りましたが色々な発酵調味料や甘酒などの発酵食品があるエリアや、農産物や加工品、水産物などを扱ったエリアあって楽しかったです^^(ちなみにマハタの刺身を買いましたが美味しかったです)
他にも見所はありますが神崎町を訪れる機会があったら「発酵」に触れてみるのも良いかもしれませんね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
ではまた^^